近年、環境問題の深刻化に伴い、「自然資本」という概念が広まりつつあります。「自然資本」とは、これまで当然のように享受してきた自然からの恩恵を、社会経済を支える資本の一つとして捉え直そうという考え方です。 自然環境は、長らくその価値が適切に評価されず、企業の事業活動にとって無料または安価に使える資源として過剰に利用されてきました。しかしながら、自然は再生可能なものが多いですが、いずれも有限です。「自 […] Read More
日々繰り返される満員電車のストレスに耐え兼ね、巷でまことしやかに囁かれている植物の癒し効果にすがるべく、緑化週間と銘打ち観葉植物を数鉢部屋に飾ったのは、3年前のGWでした。以来、気づけば我が家における観葉植物の数はゆうに70鉢を超え、NO PLANTS NO LIFE、もはや植物のない生活など考えられない状態に陥ってしまいました。これはいささか極端な例ではありますが、ここまで執拗に植物を買い集めて […] Read More
日本ヴァリュアーズ・東京本社の中澤です。 我々不動産鑑定士の英語公称は、Real Estate Appraiser (Certifiedとか、Licensedとかいう接頭句はどうでも良いとします)。Appraiser をValuerというケースもだいぶ増えてきました。一般の人に、「不動産鑑定士は何の専門家か?」という問いかけをしたら、感覚的には9割以上の方々が「不動産の専門家でしょ」と答えるに決ま […] Read More
日本ヴァリュアーズ東京本社の高嶋です。 先日、新聞で面白い記事を見かけました。 大手不動産会社の東急不動産が、作物を栽培せずに放置されている農地(耕作放棄地)の再生事業に乗り出すというものです。第一弾として、千葉県で過去に宅地用(開発素地)として取得した未開発農地などを3年かけて再整備し、作物を栽培できる状態に戻してから、地元の農業生産法人に譲渡するというものです。地方では地場の不動 […] Read More
日本ヴァリュアーズ東京本社の水口です。 舛添新東京都知事が「老朽化が進んでいる首都高速道路の大規模改修については、東京五輪が行われる20年を目標に進めるべきだとの認識を明らかにした」との記事が出ていました。首都高速道路も当然ながら、東京を中心に日本のインフラは老朽化が進んでいます。しかも日本の構造物比率は約25%で、諸外国の2~10倍とのことです。課題先進国といわれる日本ですが、構造物 […] Read More
日本ヴァリュアーズ東京本社の竹市です。 いよいよソチオリンピックが始まりましたね!私が中学生の時、長野オリンピックで活躍した葛西選手が7度目のオリンピック出場と聞き、まだ現役で頑張っている事への敬意と同時に、あれからもう16年も経ったのか!という驚きを隠せませんでした。 東京でも少し前に2020年のオリンピックが決まり、先行きに対する不安が蔓延する世の中に、どこか漠然とした明るさ、希望のようなもの […] Read More
東京本社顧問の河合です。 私は、本業の設計業務も含め長年、建物のリフォーム、特に住宅リフォーム(対象は戸建てや共同住宅、賃貸物と分譲物、最近はシェアハウスなど多種多様です)に関わってきました。 今回は、その中で近年目立つキーワードとなっている「性能向上リフォーム」について、設計者としてのマル秘の?心構えを書きたいと思います。 住宅の性能と言ってもいろいろですが、環境対応でまず思い浮かぶのは「 […] Read More