宿泊業は、コロナ禍にあって特に打撃を受けた産業の一つだと思います。観光庁の宿泊旅行統計調査によると、2020年7月における全国の客室稼働率は30.4%で、前年同月比では-52%でした。4月の16.3%と比べると、およそ2倍程度まで回復していますが、依然として持ち直しの動きは鈍いものとなっています。 新型コロナウイルスの感染拡大が収束しない今の状況下において、外出の自粛が余儀なくされる中、宿泊施設の […] Read More
インターネット情報誌の「RETHINK TOKYO」に、日本ヴァリュアーズ国際部の中澤高の紹介記事が掲載されました。 記事はこちら Read More
中古住宅の流通活性化策として、国土交通省は来年4月から「安心R住宅」制度の運用を開始します。これは、従来からの中古住宅に対する「不安」「汚い」「わからない」といったネガティブなイメージを払しょくするため、一定の基準に適合した中古住宅に国の商標である「安心R住宅」を付与して、売買の促進を図る制度です。 「安心R住宅」に適合するには、インスペクションの実施や基準に合ったリフォームがなされる等、各種要件 […] Read More
5月下旬、国土交通省から2017年土地白書が発表されました。その中で、「成長分野による新たな土地需要を踏まえた土地・不動産の最適活用」として、物流施設の動向が挙げられています。 昨今のインターネットの普及によるEコマース市場の急成長に伴い、首都圏を中心に大型の物流施設需要が拡大しています。従来から物流施設立地として需要の高かかった臨海部のみならず、内陸部での開発事例も数多く見られるのが近年の特徴で […] Read More
㈱不動産経済研究所によると、2016年度の首都圏における分譲マンションの新規供給戸数は36,450戸(前年度比4.4%減)で24年ぶりの低水準となりました。一方、(公財)東日本不動産流通機構によると、同年度の首都圏既存(中古)マンションの成約件数は37,446件(同6.7%増)で過去最高値となりました。 新築マンションは用地価格と建築費の上昇により販売価格の高止まりが続いていて、高価格水準の東京都 […] Read More
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年は、イギリスのEU離脱やアメリカの大統領選、韓国の大統領弾劾や混迷するシリア問題など、不安定な世界情勢を反映する出来事が数多く見られました。我が国でも緩やかな景気回復基調が持続したものの、マイナス金利や株価の乱高下など、昨年は予断を許さない状況が続いた一年となりました。海外での政治動向が今年の日本経済に与える影響につい […] Read More
綜合ユニコム株式会社『月刊レジャー産業資料』2016年8月号に、 日本ヴァリュアーズ株式会社 田口智士(資産評価部・シニアマネージャー) のインタビュー記事が掲載されました。 「ホステル・カプセルホテルの評価ポイント そのリスク・リターンとは」 Read More
政府より先日公表された「観光白書」によれば、2015年の訪日外国人旅行者数は約1,974万人で、前年比約47%増と驚異的な伸び率となっています。また、外国人旅行者受入数においても日本は世界16位(前年22位)、アジア5位(同7位)と上昇しています。 昨今、この影響もあって国内のホテル宿泊需要が増大しています。2014年の延べ宿泊者数は4億7,400万人で、そのうち約9割は国内客となっているものの、 […] Read More
3月22日、2016年1月1日時点の地価公示が公表されました。全国の全用途平均は0.1%上昇となり、リーマンショック以降で初めて、8年ぶりの上昇となりました。 三大都市圏を中心に大都市圏で軒並み上昇が見られ、中でもインバウンド需要を見込んだホテル立地に適した地域や、新幹線開通など再開発による影響を受けた地域での大幅な上昇が顕著となっています。 また、東京・銀座ではバブル期の水準を超えて史上最高値と […] Read More
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年は国内の企業業績の回復が顕著に見られ、全体として国内経済は底堅く推移しました。不動産市場でも全国的に地価上昇地点が増加し、とくに都市部の商業地等では大幅な上昇も見られました。こうした昨年からの好況感がどこまで継続するかという視点から2016年の不動産市場を展望すると、期待される部分と同時にいくつかの懸念材料も指摘されて […] Read More