03-3556-1702(東京)
052-950-2771(名古屋)

HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)

日本ヴァリュアーズ名古屋本社の松尾です。

 

最近、新聞でトヨタホームがHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)などを搭載したスマートハウスを年内に販売するという記事を読みました。HEMSとは何だろうという疑問から、前回の「太陽光発電」と関連し、スマートハウスの中核となる「HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)」をテーマにしたいと思います。

 

スマートハウスとは、IT(情報技術)を駆使して、家電や車、太陽光発電などをつないで制御し、家庭内のエネルギーを効率的に使う住宅を言います。このスマートハウスが機能を発揮するためには、太陽光発電などによる「創エネ」、蓄電池による「蓄エネ」、家電の消費量を制御する「省エネ」の連携が欠かせません。こうした連携を支えるのがHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)です。このHEMSを中核に「車との充電連携」、「車・家庭用蓄電池からの非常時充電」など、車両との連携システムの実用化を実現したのは今回のトヨタホームが国内初ということです。

 

HEMSは電気使用量の少ない深夜電力や、昼間の太陽光で発電した電気を蓄電池に貯め、電力需要が集中し、電気料金の高い時間帯などに無駄なく効果的に使用することで、エネルギー利用を最適化し、電力使用量を抑制します。また、PHV(プラグインハイブリッド車)EV(電気自動車)の充電やエコキュートの運転を、電気使用量の多い時間帯を避け深夜に行うだけでなく、これらの機器の充電や運転が一度に集中し、契約電力を越えないようにコントロールもします。

 

車両との連携としては、PHVEVの充電状況や電気での走行可能距離を、出かける前にHEMSで確認することができるだけでなく、HEMS画面を操作することで家の電気を使ってPHVEVのエアコンを入れることもできます。また、昼間太陽光で発電した電力をPHVEVの蓄電池に溜める一方で、車両の蓄電池に溜められた電力を停電時でも非常用コンセントから使用することができるので、情報入手や調理など災害時に必要な最低限の電力を確保することができます。

 

このほか、HEMSの機能として、外出先からもスマートフォンでHEMSを呼び出し、家の機器の状況を見たり操作したりすることが可能です。たとえば、あらかじめ家の鍵を登録しておくと、外出先にいても家に誰が帰ってきたかを知らせてくれるほか、外出先から家の施錠を確認し、万が一鍵が空いている場合は施錠することができる等セキュリティ機能の面でも優れています。また、外部からスマートフォンを利用してエアコンや床暖房の消し忘れを確認し、消し忘れの場合にはスマートフォンによる遠隔操作で消すこともできます。このようなスマートフォンからの遠隔操作を実現することで、いつでも何処でも気軽に家のエネルギー利用状況等を見て操作することができるため便利で、セキュリティ面でも安心です。

 

また、HEMSの操作基盤となるHEMSモニターには、太陽光発電、エコキュート、エアコンの操作モニターを1つにまとめることができるほか、電気以外にもガスや水道などの利用状況が分かりやすく表示されます。このHEMSモニターにより、いつ、どこで、どのくらい電気等を使っているかが一目でわかり、消し忘れなどの無駄な電気使用を見つけやすくすることで、省エネ行動が促され、結果として電気代を削減できます。

 

このような、エネルギー利用を最適化し、電力使用量を抑制するほか、利便性、セキュリティにも優れ、住むことで省エネにも繋がるHEMSを中核としたスマートハウスに実際に触れ、体感してみたいものです。

にほんブログ村 環境ブログ 環境改善活動へ

 

Related Posts

Sorry, the comment form is closed at this time.