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エコノミーでエコロジーなリノベマンション

日本ヴァリュアーズ東京本社の竹市です。

 

朝晩の冷え込みも感じられるようになり、すっかり秋めいてきましたね。体調を崩さぬよう、皆様ご自愛下さい。

 

さて、近頃私もそろそろマンションの購入を考えてもいいかな~、と思っているのですが、その際に一つ選択肢として検討しようと思うのがリノベーションマンション(以下リノベ物件)です。

近年急に市場が拡大した感のあるリノベ物件ですが、そもそもリノベーションとは何でしょうか。

旧建設省の定義によりますと、リノベーションとは「新築時の目論見とは違う次元に改修すること」とあり、類義のリフォーム(新築時の目論見に近づくように修繕すること)とは区別されています。つまり、単に設備の修理・交換によって新築時の機能を回復するだけではなく、大規模な改修を行って新築時以上の機能・性能へと向上させることをいいます。

 

リノベ物件には大きく分けて2種類あり、既に業者がリノベーションを行い販売している物件と、中古物件をリノベ前提で購入し、その後自分の好みに合わせてリノベを行うパターンがあります。ここでは前者について話を進めます。

このようなリノベ物件を扱う業者は数多くありますが、個人的にはノムコムかリノヴェックス社が物件豊富で分かりやすいと思います。私もよくこのサイトを見るのですが、それなりにお買い得だな、と思える物件もあるように思います。例えば、以下のような物件は、その地域で物件を探されている方なら割安感を感じて頂けるのではないでしょうか。

物件A.JPG

物件B.JPG

 

一般的に、マンションの価格は新築・築浅だとある程度の地域の相場が形成されていますが、築年が経過するほどそのもの自体の個別性が高まり、価格についても幅が出てきます。とりわけリノベ物件は個別性が高いことから、掘り出し物が出てくる可能性も高いと思うので、マンションの購入をご検討されている方は、少し視点を変えてリノベ物件も探されてもいいかもしれません。

注意点として、リノベ物件は躯体自体は古いので、マンション全体で適切に管理修繕計画が実施されているか、修繕積立金は足りているか、近々大規模な修繕工事が行われる予定はないか等には気をつけるべきだと思います。またリノベ物件は建築基準法が現在定めている耐震基準に満たない物件も多いです。現在の基準は19816月から施行されており、それ以前に建築確認を受けた物件は基本的に旧耐震基準となります。気になる物件の竣工が1981年前後でしたら、購入前に耐震基準を確認すべきです。 

 

今、日本では住宅ストックの有効活用が問題となっています。日本では従来、住宅は耐久消費財と認識され、その市場価値の下落は諸外国と比較して著しく早いものでした(ヨーロッパでは1600年代の住宅がまだ立派に利用されています!)。そのため、スクラップアンドビルドが主流となり、環境にかける負荷も大きいものでした。

一方、総務省が公表している日本の住宅ストック状況を見ると、2008年には日本の総住宅数は5,759万戸に対し、空家は757万戸であり、空家率は13%にもなります。都道府県別で見ると、山梨県のように空家率が20%を超える県すらあるのです。

このような状況を改善するためには、国や企業、消費者が一団となって既存の住宅ストックを有効活用し、経済的・環境的な負荷を低減する必要があります。

政府は2009年に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」を制定しました。この法律は耐久性や省エネ性等に優れた住宅に減税措置やローン支援を行うことにより、住宅ストックを長く使う社会へと転換していくことが掲げられています。また、民間でも長期利用に耐えうるコンクリートやメンテナンス方法の研究等、長期利用に配慮した住宅を作ろうとする動きが見られるようになってきました。

最後に、我々消費者としてできることは、本稿で紹介したリノベ物件にも目を向けるなど、住宅を長く大事に使おうという意識を持つことです。リノベーション等によって築年の経過した住宅を長く利用しようという意識が広まれば、現状の高い空家率を低下させることに繋がります。

国や企業がどれだけ環境に目を向けても、最終的な消費者である我々がそれを受け入れなければ住宅の有効活用は進みません。我々の家計にも優しく、環境にも優しいリノベ物件、マンションの購入を考えられている方は、一度ご検討されてはいかがでしょうか。 

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