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年の瀬ですね

日本ヴァリュアーズ東京本社の水口です。

今年も残すところ一ヶ月弱、年の瀬ですね。年月の経過スピードが歳を取るごとに早まっている気がします。

さて12月に入るといよいよ年賀状作成という大仕事が待っていますね。「元旦に届くように、早めに仕上げなければ…」と、それなりのプレッシャーを感じつつ、私も作業をぼちぼち開始しようと思っています。

 

近年、年賀はがきの売上が減少傾向にあるというニュースを耳にします。実際に調べてみると、確かに減っているようです(ここ3年間で10%強程度の減少)。但し枚数にすると、昨年は約37億枚が発行されたようですので、減ってもなお非常に多い枚数が発行・配達されています。

年賀はがきの売上(発行数)が減少しているのは、メールの普及や習慣の変化などが原因なのだろうと思われます。それでも年賀状は日本人にとって大切な習慣であり文化であるため、無くなることはないでしょう。

 

年賀状がこれだけ多くやりとりされていると、「年賀はがきで排出されるCO2量はどの程度なのか?」と気になる部分もありますが、日本郵便では平成20年度から24年度まで「『カーボン・オフセット年賀はがき』寄附金による助成事業」が行われていました。

この事業は「排出権の取得・償却無効化事業」、「地球温暖化防止活動事業」をプログラムとして行っていたとのことです。しっかりとした環境活動・環境対策がされていることが分かりました。実際に年賀はがきを購入して年賀状を送付する消費者も、環境に配慮して寄附金付の年賀はがきを購入するというのは、非常に素晴らしいことであり、環境への関心の高さが伺えます。

但し寄附は素晴らしいことですが、寄附金付年賀はがきがイコール「カーボン・オフセット」として捉えられると、それは少々矛盾があるように思います。

環境省のホームページでカーボン・オフセットの定義を見ると「日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方」とあります。

削減努力はせずに、埋め合わせだけを考えていくと「結局お金で解決しているだけ」となってしまいます。但し、何もかも削減や縮小をしていけば解決する話ではありません。

そこのバランスは非常に難しいところですが、「カーボン・オフセット」や「排出権取引」については、温室効果ガスの削減という本来の目的を見失わないように行われる必要があると思います。年賀状の例であれば、環境配慮を念頭に置いた消費者としては寄附金付年賀はがきの購入も一つの目的達成手段ではありますが、年賀状の送付枚数を減らす努力も必要なのかも知れません。

不動産で考えると、環境配慮型の省エネビルと、デザイン性重視でエネルギー効率が悪く、排出権を買うことで漸くCO2削減義務を果たしているビルとでは、どちらが良いのか?という問題につながります。前者がより良いとしても、それなら後者のビルをすぐに建て替えてしまえば良いのか?となると、解体・再築時にも多くのCO2が排出されるため、そのあたりもトータルで考えなければなりません。

 

最近は環境に配慮しているように見える言葉が世の中に溢れています。

ただし実際には言葉だけで実を伴っていないものもあり、また本来の目的とは異なった認識をされているものもあります。見た目やそれらしい言葉に惑わされず、本来のエコ活動が推進されていくことが必要であり、望まれるところです。

そんなことを考えながら、今年は無駄の無いよう一枚一枚大事に年賀状を作成して、心を込めて送付したいと思っています。

無論、元旦に届く時期までにポストへ投函できるように頑張ります()

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