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不動産と環境⑥

「不動産と環境」第6回。
磯部の順番ですが、今回は(も?)コーヒーブレイクな内容です。
昨夜の夜、久しぶりにお寿司を食べに行こうということになりました。
私たち夫婦が何の心配もなく入れるお寿司屋さんは、東京に一軒しかないので
す。と言いますか、気が小さいが故に新しいお店を開拓する勇気もなく、30年以
上もの間唯一通い詰めた大切なお店です。
目白通りと山手通りの交差点すぐそばにある「常盤寿司」といいます。旦那と奥
さんと息子さんでやっている小さなお店です。何ヶ月ぶりかに行ったのですが、
暖簾をくぐるやいなや日曜の早い時間にもかかわらずいつものご常連さんのたわ
いもない会話が飛び交う和やかさに包まれ、名前も知らない人たちなのに顔には
見覚えがあるということであっという間にハナシの輪に入れてもらえるという楽
しさは、やはりお寿司屋さんならではなんでしょうかね。
季節の味を楽しんだ後、最後に頼むのは太巻きかサビカンのどちらかなんです
が、昨日の夜はその両方を頼み、それはそれは大満足でもって9時頃にお店を出
ました。
いつもならバスかタクシーに乗ってまっすぐ家に帰るのですが、昨夜はまだ時間
も遅くなく、散歩しようということになり、慣れ親しんだ目白通りをぶらぶらと
歩きました。お腹はかなり一杯だったのですが、デザートで一休み、というムー
ドでもありました。界隈は駅からも近くなくケーキ屋さんもほとんどないエリア
ですし、夜の9時では甘いモノ系が開いているのを期待すること自体がむずかし
いのです。
でも、ちゃんと開いている店が一軒。
”サーティワンアイスクリーム”でした。1970年代前半に日本に上陸した31は、て
んこ盛りに乗っけたアイスを頬張るという新しいスタイルをもたらしたわけです
が、マクドナルドがトップランナーとして外食産業を常にリードしてきたのとは
少し違って、ヤヤ地味だけれど結構日本で根付いているようにも思います。昼間
でも決して賑やだとはいえないような目白通りの一角の小さなお店が、私が記憶
しているだけでも20年近くこの地で営業しているんですからね。
っというわけで、お寿司屋さんでおいしいオトナの味を堪能した後にもかかわら
ず、中高年にあるまじき31アイスクリームに、吸い込まれてしまったのでした。
奥さんの注文はシングルコーンのチョコレートミント、私はワッフルコーンでス
トロベリーチーズケーキです。さすがにダブルやトリプルはあり得なかったです
が、久しぶりのアイスは、シングルで十分堪能できました。
アイスもコーンも食べ終え、さてゴミを捨ててからお店を出ようと思ったのです
が、残ったゴミは、コーンに巻いてあったペーパーと、プラスチックのピンクの
スプーンだけ。偶然、大小のコーンを注文していたので、ゴミとして捨てられる
べきスプーンも大小のコンビでとても可愛く、捨てるには余りにも忍びなくて
ティッシュにくるみ、家に持ち帰ったのでした。
家に持ち帰った二つのスプーンと同じものは、多分31のゴミ箱(燃えない方)に
たくさん捨てられているのでしょう。ファーストフードのお店では当たり前の光
景でもあります。スーパーのレジ袋が有料化されたり、それが原因で売上が落ち
込んで再び無料化されたり、一方で買物はMyエコバッグで行こうという運動が展
開されたりもしている訳ですが、エコバッグに入る食料品の包装の使い捨てケー
スの多さを思うと、日常の中に定着しきった使い捨て文化と環境との関係は、な
かなか解けなくなってしまいますね。
お弁当屋さんやコンビニで、お箸やストローやスプーンを「結構ですから」、と
言うことで満足している自分も一方にはあるのですが、環境問題と自分の生き方
とを重ね合わせるのだとしたら、これはもうただただ小さな一歩を地道に進む、
ということしかないのでしょうかね。

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