日本ヴァリュアーズ・東京本社の長田です。
先日某家電量販店に行ったところ、家電エコポイントについてもらえるポイントが2010年12月1日以降、現在の半分になるということを大々的に告知し、それまでの買い替え需要の獲得に躍起になっていました。
一方住宅エコポイントは、ポイント発行の延期・拡充が決定してます。
住宅エコポイントは、
‘①省エネ・環境配慮製品②都道府県型の地域産品③全国型の地域産品④商品券・プリペイドカード⑤地域型商品券⑥住宅エコポイントの環境寄附
と大きく6つに分類された中から各会社が提供している商品と交換できます。交換できる商品を見ると概ねエコを「売り」にした商品が多いように見受けられ「エコかわいい」や「エコ便利」等のキャッチフレーズで商品を説明している会社もあり、「エコ」が付けば何でもありなのかなぁ~と思ってしまいました。
そもそも前述の家電エコポイント(TV等の場合)は消費電力が大きい大型の商品ほどもらえるポイントが多く、消費電力が小さい小型の商品ほどもらえるポイントが少ないものです。エコの観点からすれば、究極的には買え換えないのが一番エコなのでは…と個人的には思ってしまいます(経済対策という意味では特に問題にならないのかも知れないのですが)。
2011年12月31日まで延長が決定した住宅エコポイントは、環境保護と経済の活性化を担うものになってほしいと思います。そのためには消費者、デベロッパー等が中長期的な視点から行動することが、やがて環境保護や経済の活性化、ひいてはそれぞれの利益の増加や効用の上昇に繋がるのではないかと思います。
近年「エコ」という言葉が多く使用され、「エコ」が使われていればなんとなくプラスのイメージを抱いてしまいがちですが、これを機に「エコ」の意味をもう一度見直してみても良いかもしれないと思いました。
いつの間にかフレッシュさが薄れつつあるものの、環境ブログを書き次第に環境を意識し出した「エコフレッシュ」な長田がお届けしました。
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