日本ヴァリュアーズ東京本社の長田です。
前回私が書いた環境ブログ「物流総合効率化法」に引き続き、物流業界について書きたいと思います。
みなさんは「グリーン物流」という言葉をご存じでしょうか。
物流業界では環境にやさしい物流を「グリーン物流」といい、拠点配置の見直し・集約化・大型化、共同配送等の取り組みのもと「グリーン物流」を推奨しています。
また「グリーン物流」には荷主と物流事業者との連携が欠かせないとのことで「グリーン物流パートナーシップ会議」というものも平成17年5月に発足しています。
「グリーン物流パートナーシップ会議」の概要は下記の通りです。
目 的:荷主・物流事業者の連携を深める場として、また物流面におけるCO₂排出量削減
活動内容:物流効率化に必要な設備の購入費用の1/3を補助金として交付
ロジスティック分野におけるCO₂排出量算定方法共同ガイドラインの策定
優良事業の表彰等
2011年8月26日現在では3,200を超える物流事業者・荷主企業・各業界団体・シンクタンク・研究機関・地方公共団体・個人等が会員登録されています。
今後グリーン物流の拡大に向け荷主企業や物流業者だけでなく、投資家やデベロッパーといった大型物流施設の供給者も一体となることで、更にグリーン物流が進んでいくことになると思います。
震災後、物流活動が国民生活を支える基盤であることや物流事業の安定性が再認識され、今後物流施設に投資するプレーヤーが増えていくことが考えられる今こそ、大型物流施設の供給者とパートナーシップを組むチャンスではないでしょうか。
日本ヴァリュアーズ東京本社の小川です。