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コラム【エリマネしていますか】

“エリアマネジメント” 略して ”エリマネ” 。さすがに言葉の響きから、エリア的なマネジメント的な何かであろうとは薄々感づいていましたが、漠然としたイメージのまま今日に至り、更には、所謂 ”まちづくり” との違いもよくわからなかったので、この度意を決して調べてみました。

調査開始早々、そもそもエリアマネジメントとは、まちづくりと似て非なるものではなく、まちづくり活動の一種であるという事実が判明しました。「大阪市エリアマネジメント活動促進制度活用ガイドライン」によると、まちづくり活動の中にあっても、特に「まちの創造だけでなく、事後のまちの維持・運営を重視すること」「行政主導ではなく、住民・事業主・地権者等が主体的に進めること」「地域で多様な主体が参加すること(そのためのシッカリした組織体系があること)」等の特徴を有する活動が、エリアマネジメントと呼称されるようです。定義としては「地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取り組み」とされています。先進事例では、東京駅周辺のイベント開催やシャトルバスの維持等を行っている大丸有地区が有名です。また、欧米諸国には、主に都心の荒廃に対する不動産所有者の自己防衛を背景として創立されたBID(Business Improvement District、ビジネス活性化地区)という制度があり、自治体が地区内の不動産業者等から割賦金を徴取し、それを財源にして、公共空間における治安維持や清掃、集客活動を行っています。確かに、NY等では清掃員さんが街の清掃をされている光景をよく目にしますよね。このBID制度は日本にも導入されており、大阪市が「グランフロント大阪」を中心としたエリアに適用しました。と、駆け足で説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。都市整備が成熟し、”まちづくり” から ”まち育て” へ移行しつつある社会において、”エリマネ “ は今後益々重要となりそうですね。(祐紀)

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