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コラム「住まいが人をつくる」

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言後、テレワークがぐっと進み、家にいる時間が格段と長くなりました。そこで今回は、社会生活の基盤である「家」=「住まい」という概念について、改めて考えてみたいと思います。

住まいを安らぎの場と捉えている方もいれば、単に眠るだけの場所と捉えている方もいると思います。人の家に対する思いは様々で、故に、家の外観や内装も、人それぞれです。住んでいる部屋を見ただけで、なんとなくどんな人なのか想像がついてしまうのは、ティッシュボックスの置き方ひとつにも、その人の個性が表れているからではないでしょうか。些細な個性の集合が一体となって住まいを形成しているのならば、家は、その人の人となりを表していると言っても過言ではない気がします。元英国首相のチャーチルは、「われわれは自分たちの建物をつくりあげる。すると今度はわれわれがつくった建物がわれわれをつくりあげる」という言葉を残しました。前回のテーマであった風水もそうですが、家が其処へ住む人へ与える影響は、実は考えているよりもずっと大きいのではないかと思います。「生活・居住環境が心身状態に及ぼす影響」についての論文には、生活・居住環境それぞれに満足していると回答した人は、同時に、心理的健康状態が良いと思うとも回答しています。居住環境への満足度と心理的健康との間に相関関係があるのならば、居住環境を整えることによって、心の健康を整えることも可能であると言えるのではないでしょうか。長期間のストレスは、免疫機能の低下を引き起こし、感染症にもかかりやすくなってしまうそうです。健康な毎日を送るために、自分の「住まい」を見つめ直し、更なる心地よい「住まい」を目指してみてはいかがでしょうか。ちなみに筆者は、「部屋の乱れは心の乱れ」という戒めを胸に、日々の掃除に励んでおります。(祐紀)

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