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シニアハウスブログ 第3回 「サ高住とは」

日本ヴァリュアーズ東京本社の田口です。

今回はサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)にスポットを当てます。

 

サ高住は介護・医療と連携し、高齢者を支えるサービスを提供する住宅です。

201110月に登録開始となった同施設は、供給促進もあって急速な増加を示しています。

厚生労働省のデータをグラフ化したものがこちら。

 

シニア3-1.gif

 

2年半強で約4,600棟、149,000戸に達しており、目標値は現在の約4倍に当たる60万戸、まだまだ増え続けます。1棟当たりの平均戸数は32戸程度と小ぶりですが、100戸超の大規模施設も存在します。

 

なお、現在のJ-REIT保有物件にサ高住は少ないですが、供給数の拡大、ヘルスケア特化型REITの上場等に伴い、徐々に増える見込みです。

 

サ高住の概要は前回ブログに記載済ですが、ここで再整理しましょう。

                                                                                     

○  国土交通省と厚生労働省の共管
登録は都道府県・政令市・中核市が行います。

登録施設は全てインターネット上で閲覧可能です。

https://www.satsuki-jutaku.jp/search/index.php

 

ハード面では「バリアフリー、面積・設備要件」がある
専有部分の床面積は原則25㎡以上
専有部分に台所/水洗便所/収納設備/洗面設備/浴室を完備

※いずれも共用部分の充実度により例外あり(面積18㎡以上、台所、収納設備、浴室不要のケース)

 

例えば、共用部に食堂やキッチンがある寮/社宅を改修してサ高住にするケースでは、例外を適用することが多くなります。一方、通常の賃貸マンションは費用対効果で共用部の拡充等について検討する必要はありますが、費用対効果はDCF法を適用して検証していきます。こうした検証は寮/社宅の場合もしかりです。

 

DCF法の一例

シニア3-2.gif.png

ソフト面では「ケア専門家による安否確認/生活相談サービス」がある
上記を最低限のサービスとし、介護・医療・生活支援サービスについては様々なタイプがあります。サ高住の低層階や隣接建物にデイサービスセンターや診療所、ヘルパーステーションが併設される物件もありました。これは単に入居者の利便性や施設運営上の効率性のみならず、コミュニケーションの場として重要な役割を果たすのではないでしょうか。ここでコミュニティ価値が形成されることで、中長期的な施設稼働率の安定につながります。

その他、世代間や地域のつながりを考えた多世代交流型の開発プロジェクトもあります。
【分譲マンション×サ高住】 http://t-mirai.jp/machi/

 

サ高住といっても、立地環境や周辺施設との組み合わせによって多種多様ですね。次回は有料老人ホームにスポットを当てる予定です。

 

 

 

 

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