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PPCバリ大会 参加報告

東京本社の中澤です。 

927日から30日に開催された第25PPC(汎太平洋不動産鑑定士等会議)バリインドネシア大会に参加してまいりました。(大会の詳細はこちら)

会場はバリ島南部の高級リゾート区画であるヌサドゥア地区内のウェスティンリゾート内に存するバリ・インターナショナル・コンベンション・センターでした。この一角は外資系の5つ星ホテルが集中する地区で、地区の入口にセキュリティチェック、また各ホテルにもセキュリティ、警備員が多数配備され、テロの経験もあってやや重々しい雰囲気がありました。インドネシア全体の人口は3億、バリ島だけでも300万人が暮らし、人や交通量の多さには圧倒されるところがありました。

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今回のPPC25回という節目のタイミングもあってか、総勢600名~700名 程度と大規模なものでした。地元のインドネシア勢が多く、次いで日・韓・中の東アジア勢、シンガポール・マレーシア等のインドネシア以外の東南アジア勢で 多数を占めていました。一方カナダ・アメリカの北米勢、オーストラリア・ニュージーランドのオセアニア勢は少数派でしたが、主に経験豊かな大物鑑定士が中 心のようで、人数以上の存在感がありました。このほかインドから一名、ドイツからも一名が参加していました。

今回の大テーマは「金融危機、グローバルな不確実性、国境のない競争社会~次世代への鑑定士の挑戦~」というものでしたが、リーマンショックを意識しながら も、特段経済問題の議論に終始するものではなく、多種多様な小テーマについて多くのセミナーやセッションが開催されました。

 

日程は非常にタイトでした。初日の歓迎パーティから始まり、2日目以降は朝8時から全体会議、ブレイクアウトセッションと呼ばれる各小会議に参加しました。発表者には各国のキー・パーソンはもちろんですが、若手の発表者も多く、英語がネイティブでない人間がほとんどですが質疑応答も積極的なものでした。2日目の夕方からはテクニカル・ツアーと呼ばれる遠足に参加し、また3日目の夜にはディナーとともにステージ参加各国による「余興」を行いました。4日間というスパンは決して冗長な感じがせず、むしろ4日間あるからこそ、昼夜を通して参加者同士のふれあいが多くもてますし、各国の鑑定士と意見交換を行うには素晴らしい空気が流れていたと思います。 

多くのふれあいのなかで、ホスト国のインドネシア勢と鑑定士制度のことなどを話し合えたのも興味深かったです。インドネシアでは鑑定士の制度化は比較的新しく、1981年に協会が設立されたのですが、現在では資格者数2,000名を数える規模になっています。話した人間はほとんどがジャカルタで勤務する鑑定士で、会議の合間にホテル に戻ってメールをチェックするなど、仕事は随分忙しいようでした。今回PPCが初めてインドネシアで開催され、楽しんでいる様子が印象的でした。  

また、ホスト側は全体を通じてインドネシア色・バリ色を全面に出し、惜しみないホスピタリティが感じられる素晴らしいコーディネーションだったと思います。また余談ですが、各パーティは基本アルコール抜き (!!)だったのも、インドネシアというお国柄でしょうか。

 

日本からの参加者も多く、優秀プレゼンに選ばれた参加者もいて、全体を通して存在感があったと思います。しかしながら、英語を使う人間はまだまだ各国に比べ少ないのが現実です。今回の会議では同時通訳は上手く機能しておらず、多少の英語力はアジアの中でも必須であることを肌で感じることができました。

以上、参加報告とさせて頂きます。次回、第26PPC2012年にオーストラリア・メルボルンにて開催される予定です。

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